僕は祭り男じゃなかった

発信!発信!発信!と思いつつも、ずっとブログが書けなかった。

正確にいうと、いくつか書いたものもあったのだが、下書きのまま眠っている。

「伝えたい思いが強すぎて納得いくまでこだわってしまう!」ってのはかっこつけで、ただの面倒くさがりです。

ふと時間ができたので、最近思っていることを少し。

 
これまで、自分は「祭り男」なのだと思っていた。本質的にはそうでなくても、「祭り男になれる!」と信じていた。その可能性を感じてか「祭り男にしてやろう!」と育ててくれる先輩やパスを振ってくれる友人もありがたいことに存在した。

 

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一般的な祭り男のイメージ

 

しかし、僕は「祭り男」ではなかった。

一般社団法人マツリズムっていう団体をやっているくらいだから、祭りは好きだ。

でも、祭り男は、定義にもよるだろうが「お祭り騒ぎが好きな人」「テンションがめちゃ高い人」のイメージのように思う。

僕はお祭り騒ぎが好きなわけでもないし、テンションがめちゃ高いわけでもない。
(どちらかというと「元気ないですね」と言われることの方が多い 笑)
 

ただ祭り男のスイッチは持っている。そのため、そういう人だと勘違いされることがよくある。自分もそれに応えようとこれまで頑張ってきた。でもそれはやめようと思う。なんとなく、そんなタイミングな気がする。
 

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祭に関わっていると、たまにこういう、ハッと息を飲むような瞬間に遭遇する。
 
150人で一つの神輿を持ち上げる瞬間も同じ。胸の中がざわざわする。

「お祭り騒ぎ」とは逆の、そういう深淵な瞬間に触れると、生きてて良かったと思える炎が燃え盛るようなハレの空間の中にひっそり佇む静の瞬間が、僕はたまらなく好きだ。

 

それだけです。オチはありません笑

 

 

祭は続く。